中学校の保健室にやってくる
悩みのほとんどは人間関係で
最初のきっかけは
本当に些細なことだったりします。
(大人でもありますよね…)
なんで気持ちが
すれ違ってしまったのでしょうか?
中学生の人間関係が拗れる原因
くませんせいが思う
人間関係が拗れる原因の1つに
「長所が悪く出ているから」
があります。
例えば…
自分の意見をしっかり持っているんだけど
あまり共感は求めていないAちゃんが
共感能力が高くて
繊細なBちゃんと一緒に居ると
BちゃんはAちゃんのそばに居ることで
なんでAちゃんはいつも
そんなことを言っちゃうの…?
と苦しんでしまうことも。
人間って自分には無い資質に
惹かれてしまうので
親友や恋人が
自分とは正反対な性格だって話も
よくありますよね。
あるあるですよね。
お互いの関係性が上手くいっていれば
良いのですが
相手が感じない部分を
お互いに感じ取ってしまう
組み合わせであるが故に
なんでいつもこうなるの?
言われなくても普通分かるよね…?
とお互いに思ってしまい
拗れてしまうケースも
多いなぁと感じていました。
意見のAちゃんと
共感のBちゃんの例で言えば
Aちゃんが思ったことを
ストレートに言うたびに
Bちゃんは
今の言い方ってAちゃんが
周りの子から悪く思われないのかな?
とハラハラしたり
もっとオブラートに包んだ言い方をしないと
言われた相手が傷つくよ…
と言われた相手の気持ちに
自分の気持ちを重ねて傷ついてしまったりして
だんだん一緒に居ることが
苦しくなってしまうことも…
じゃあ
Aちゃんの性格に問題があるのか?と言うと
そうではなくて
Aちゃんの中には
世の中の規範やルールはこうだから
それから外れることはおかしい!
という明確な理念があったり
みんなが本当は良くない…と
思いつつ傍観していることに対して
「それおかしいよね?」が言える人
だったりすることもあります。
そうなると
AちゃんはBちゃんにも良かれと思って
はっきり物を言っている場合すらあるのです。
それぞれに
良いところがあるのに
打ち消しあってしまったり
長所が悪い方に出てしまうと
人間関係って
拗れてくるなぁと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。