友達関係のお悩みは
保健室で聞く話の定番。
中学生の友達関係は
ものすごく複雑です…
同じ話題や悩みで分かり合える子がいなくて
周りとの温度差で孤立しちゃう子も居るし
かと思えば
クラスも部活もいつも誰かと一緒に居るのに
本当に心を許せる友達は誰もいない…
って言う子も居ます。
学校生活って
とりあえず誰か一緒にいる相手が居ないと
色々困るんですよね…
中学生の「友達がいない」悩み、保健室の対応
そんな悩める中学生に
いつも話していたことは
学校や大人は
みんなと仲良く!とか
たくさんの友達を作ることを良いことって言うけれど…
別にみんなと友達じゃなくてもいいんだよ
ということ。
そして一緒に伝えるのが
ゆるい繋がりの人を増やすという考え方。
例えば…
近所に住んでいる顔見知りの人って
友達じゃないけれど挨拶するし
お互いに無理のない範囲で
ちょっとした親切をし合ったりしますよね。
(もう都会の子には伝わらないだろうか…🧐)
そういう関係の人って
「友達」とは違うなって思っていても
わざわざそれを宣言したりしないし
一生懸命仲良くしようとしたり
秘密を打ち明けたりもしないですよね。
ひとりの人間として
ちょっとした親切を
無理のない範囲でし合えればいいし
それはちょっと…というお願いをされたら
上手い断り方だって無いこともない。
そんな人付き合いの仕方って
つまらないんじゃない?
そう思われるかもしれないけれど
そもそも本当の友達とか、心の友って人が
中学生の時点で見つからなくても
全然ダメじゃないし
むしろ当たり前のはず。
それどころか幸福学では
どこか1つのグループに所属しているよりも
色々なところに自分の居場所を持っている人の方が
幸せを感じやすいとさえ言われているそう🌈
幸福学について気になった人は
前野隆司さんについて調べてみてね
そもそも中学校って
せいぜい生徒は数百人しかいないのに
その中で必ず
心の底から分かり合える友に出会えるなんて
確率論として無理なんですよね🤷笑
そこまで言うと
うちの学年は◎人しか居ないもんね…と、納得しちゃう生徒も
けっこう居たりします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。