保健室でお話して
そろそろ教室に戻らなきゃ
という時に
なかなか戻らない子が居ます。
(まぁそうなるよね…)
保健室は1日1時間までだから
授業が始まるから…etc.
そういうルールだから!!と、ゴリ押しするのは簡単ですが
ルール以外にも
その子が自ら教室に戻ろうかな…と思う
ポイントがあります。
保健室から教室に戻るポイント
それは
その子の見ている視点を探すこと。
先ほどのルールの話は
ルールを守ことに安堵を覚える子には
有効ですが
そうではない子には
響きません。
よく私が使っていた
保健室から教室に戻す時の声掛けに
教室戻るのしんどいけどさ…
次の授業を頑張ると給食だから!
今日のメニュー唐揚げ!
というパターンと
次の◎◎さんのクラスの授業は英語か〜。
積み上げ教科だから1回休むと分からなくなっちゃって大変なやつだよ!
行かなきゃ!
という、大きく分けて2パターンあるのですが
これ実は
良いところをより伸ばすタイプの声掛けと
欠けている部分を補うタイプの声掛けです。
良いところをより伸ばすことの方が
好きな子は
・今日の給食
・放課後にやりたいこと
・高校生になったらやりたいこと
などを語って
少し楽しい気分で保健室から送り出すと
教室に行く気分になれます。
逆に
欠けている部分を補うことの方が
安心する子は
・次の授業に出るメリット
・今日の放課後までのスケジュール確認
・高校生になるまでに必要なこと
あとこのタイプの子は
欠けている部分を見ながら
なんでできないんだろう…
自分を責めがちな子が多いので
1時間保健室で休んだことで
こういうことがプラスになったよね
ということを現状確認したりします。
ちなみにこのタイプの子たちに
最初に挙げた
良いところをより伸ばすパターンの声掛けばかり
行ってしまうと
なんで先生いつも給食の話すんの…
とげんなりされるので
注意が必要です🍗
ここまでお読みいただきありがとうございます。